

旦那さんから「寝てる時のいびきが大きくなってきたけど、
どこか悪くないの?」って・・・
いびきをかいてるつもりは全くなかったからショックで・・・
あなたもいびきで困っていませんか?

いびきの原因も分からないし、治し方も知りたいので、かかりつけの整体院”Qitano先生”に相談したところ自分でできるセルフケアを教えてくれたんです。
いびきがひどくなると、睡眠時無呼吸症候群になってしまうみたいなんです。
今回は、「いびきの原因と治し方「いびきツボ体操」で口の中をトレーニング」をお伝えします。
この記事をきっかけに、あなたいびきが治ることを願います。
今回の登場人物

きたの均整院に通う患者さん

なぜいびきをかくの⁉いびきの原因は「口の中の筋肉が弱っていた⁉」
いびきの問診



いびきのメカニズム、原因は軟口蓋や舌根といった口の中の筋肉のゆるみ
いびきをかく人、かかない人、いびきはなぜ起こるのでしょう。
いびきのメカニズムは、鼻から喉にかけて空気の通り道である「上気道」がなんらかの理由で狭められることによって起こります。

いびきのメカニズム(動画)
いびきは睡眠中に起こり、睡眠中の仰向け姿勢の際、自然に軟口蓋や舌根が喉の奥に落ち込み、気道が狭くなるうえ、睡眠中は体の緊張が緩むので、舌や喉の筋肉がたるみ、気道をふさぎやすくなるのです。

- 口蓋垂(のどチンコ)が大きい
- 扁桃腺やアデノイドが腫れている
- アレルギー性鼻炎(花粉症)、鼻ポリ プー 、
- 蓄膿症など
- 疲れ、飲酒、睡眠薬
- 肥満/加齢/脳血管障害
いびきをそのまま放置していると…睡眠時無呼吸症候群⁉


睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS」とも言われます。
医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です。
寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいると推計されています。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすこと。気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。

呼吸が止まるって怖い・・・

睡眠時に息の通りが悪くなって呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群は、そのまま放置すると高血圧、糖尿病、ひいては不整脈、脳卒中、虚血性心疾患、歯周疾患などの危険性を高めます。
睡眠時無呼吸症候群は、過体重や肥満によって、睡眠時に気道(喉の空気の通り道)が詰まりやすくなると、発症したり、重症化したりします。睡眠時無呼吸症候群の予防のためには、肥満にならないことが大切です参考文献:「健康づくりのための睡眠指針」厚生労働省健康局

先生、いびきの治し方とかないの?

いびきの治し方は、口の中の筋肉を鍛えるトレーニングで改善することができますよ!

では、これから本題のいびきの治し方をご説明します。
さぁ肩の力を抜いて、リラックスして行っていきましょう!
❶鼻づまり解消ツボ「迎香」を刺激!いびきは鼻づまり解消が大前提!

鼻づまり解消のツボ「迎香」

ツボ「迎香」を刺激して鼻づまり・いびき解消
ストレッチ体操方法 両手のひとさし指を左右のそれぞれのツボにあて、大きく深呼吸しながら顔の中心に向かって20回ほど刺激する。
回数20回×2セット
ポイント深呼吸は鼻から吸って、鼻から吐きましょう
❷鼻づまり解消ツボ「睛明」を刺激!いびきは鼻づまり解消が大前提!

鼻づまり解消のツボ「睛明」

ツボ「睛明」を刺激して鼻づまり・いびき解消
ストレッチ体操方法 両手のひとさし指を左右のそれぞれのツボにあて、大きく深呼吸しながら顔の中心に向かって20回ほど刺激する。
回数20回×2セット
ポイント深呼吸は鼻から吸って、鼻から吐きましょう
❸舌を前に出す「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング

舌を前に出す「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング
回数5秒×2セット
ポイント舌をしっかりと前に出しましょう。
➍舌を回転する「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング

舌を回転する「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング
回数5回×2セット(反対回りも2セット)
ポイント舌を大きく回します。
❺舌を持ち上げる「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング

舌を持ち上げる「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング
回数5秒×2セット
ポイント大きく口を開けることで、舌のストレッチになります。
❻舌をそり返す「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング

舌をそり返す「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング
回数5秒×2セット
ポイント大きく口を開けることで、舌のストレッチになります。
➐のどちんこを上げる「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング

のどちんこを上げる「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング
回数5回×2セット
ポイント鏡を見て、のどちんこの動きをみながら行うとしやすいです。
➑口をすぼめる「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング

口をすぼめる「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング
回数5秒×2セット
ポイント喉の奥の方まで意識して、締めましょう。
❾口をつり上げる「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング

口をつり上げる「いびき体操」で口の中の筋肉を鍛えるトレーニング
回数左右5回×2セットずつ
ポイント左右の上がり具合が違う場合は、表情筋のバランスが崩れ顔に歪みがあります。
左右同じ吊り上がり具合になるように行いましょう。

空気も「すーっ」と入ってくる感じがする!

10日くらい続けてもらったら効果が現れてくると思いますよ!

先生いつもありがとう!


いびき改善に役立つ工夫
いびきのお悩みQ&A


しかし、病気が原因となっているときは、慢性的な睡眠不足となり生活に支障をきたすこともあり、いびきの原因となった病気を治す必要があります。特に、症状があったり、中等症以上の睡眠時無呼吸症候群では日中の過度の眠気のため事故の危険があり、また、高血圧などの生活習慣病の原因や、悪化の原因にもなりますので、早めに対応することをおすすめします。


症状がはっきりしないこともありますので、呼吸器科や耳鼻科で相談してください。
検査により、無呼吸の種類・程度、またその背景にある疾患が明らかになる場合があるからです。


多くの場合は、扁桃やアデノイドの肥大による器質的な原因で発生します。
治療しないと、眠気のために学業に影響が出たり、成長障害などが起こることがありますのでまずは、病院で受診ください。
また今回ご紹介した「いびき体操」はお子様にも効果的な体操となりますので医師にご相談しながら取り入れてみてください。
【最後に】まとめ
睡眠中のいびきは、自然に軟口蓋や舌根が喉の奥に落ち込み、気道が狭くなるうえ、睡眠中は体の緊張が緩むので、舌や喉の筋肉がたるみ、気道をふさぎやすくなる症状です。太った人は特に気道を圧迫させることになるため、いびきをかく人が多いです。
そのままいびきを放置してしまうと、睡眠時無呼吸症候群というおそろしい症状に繋がります。睡眠中に呼吸停止が繰り返されることで、身体の中の酸素が減っていきます。
すると、その酸素不足を補おうと、身体は心拍数を上げます。
寝ている本人は気付いていなくても、寝ている間中脳や身体には大きな負担がかかっているわけです。脳も身体も断続的に覚醒した状態になるので、これでは休息どころではありません。
そのまま放置すると高血圧、糖尿病、ひいては不整脈、脳卒中、虚血性心疾患、歯周疾患などの危険性を高めます。
このようにただのいびきと甘く考えず、家族や友人にいびきを指摘されたら、注意しましょう。
また今回ご紹介したいびきの治し方「いびき体操」を取り入れて改善に向けて取り組んでいきましょう。